2月2日「ヴォーリズ来日120年記念基調講演」
- hachimankyoukai
- 2月4日
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2月2日「ヴォーリズ来日120年記念基調講演」
今年は、ウィリアム・メレル ・ヴォーリズ来日120年の年になります。
まさに120年前の2月2日午後、寒風吹きすさぶ八幡の駅に降り立ったその日に「いま、なぜヴォーリズさんなの?」(神戸女学院大学名誉教授・凱風館館長 内田 樹氏)と題した基調講演が開催されました。
建築は外観や装飾が評価されがちだが、ヴォーリズ建築は音響への配慮がなされていること、探究心や冒険心をくすぐる仕掛けがあること、学舎が人を育てる、100年先を見据えた建築についてのお話から多岐に渡るヴォーリズさんの業績と彼がめざしたものとはなど、さまざまな視点からヴォーリズさんの人間像を教えていただきました。また続いてのトークセッションでは、来日当時のヴォーリズさんの年代の若者たち、元関西学院長 田淵 結氏も登壇され、ヴォーリズさんの志が観客の心に届くような気がするお話を伺う事ができました。500名収容のホールが超満席で、こんなにもヴォーリズさんを敬愛する方たちがいることも嬉しく、外の寒さを忘れる温かい時間でした。
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