牧師館は、1938年旧近江兄弟社独身青年社員寮として建てられて、
ロビーは皆さんの談話室として長く使用されました。
ロビーの室内の仕上げは、建設当時のままで今日に至り、
今回の修繕工事でも元材料を生かし、リフレッシュしました。
壁材、天井材は軟質繊維ボードで、吸音性を保ち、表面の凹凸の質感が柔らかな優しさを出しています。 梁材等の横架材は、斧によるチョンナ仕上げで木材の質感をデザイン化しています。
これは現存するヴォーリズ建築の住宅などで主流を成しています。 セメント、石綿板、合板等の無機質な材料でなく、純粋に木材をメインに使用して健康、優しさ、に留意されています。
改修工事担当 教会員 T.K