3月10日(日)「四つ葉のクローバー」の活動<社会部の集い>


3月10日(日)NPO法人「四つ葉のクローバー」の活動<社会部の集い>

私たちを取り巻く社会の状況を学ぶ機会として「社会

部の集い」が礼拝後に開催されました。守山に拠点を置いて活動しておられる「四つ葉のクローバー」理事長 杉山真智子さんをお招きしてお話を聴きました。

「四つ葉のクローバー」は、児童養護施設退所者や社会的養護の必要な若者たちが、生きる希望を持ち続け、健全な社会人になるための支援活動を5年前からされています。現在の児童福祉法では、18才でそれまで保護されていた児童養護施設から社会に巣立っていかなければなりません。「こどもの貧困」が問題提起されている日本ですが、さまざまな事情を抱えている18才以上の青少年の貧困や社会的自立の困難さはなおいっそう深刻です。

「四つ葉のクローバー」は、彼らが安心して暮らせるための住居(シェアハウス)を運営し、就労や進学、生活全般にわたる支援や相談を継続して行っています。2017年の結愛ちゃん、2018年の心愛ちゃんの虐待死はいま思っても心が張り裂けそうなできごとですが、子どもの虐待、若者の生きづらさ、親の生きづらさ、子育ての孤立化などはいまの社会のなかで連鎖していることだと思うのです。そのなかで、いままで支援の手が届かなかった18才以上の若者たちへの具体的な支援の手立てを学ぶことができました。このような活動がなくても済む社会であればと思う反面、子育てや親育ては社会の役割として地域や国、社会全体で担っていくべきだなとも強く思いました。

私自身も、長年大阪府内の保育所で働いてきて、子どもの虐待問題を目の当たりにしてきました。子どもたちの笑顔も大好きで忘れられない思い出ですが、虐待を受けた子どもたちの悲しい目はいまでも心に刺さっています。その子どもたちも18才前後になることを思い、本当に必要な支援だなと感じました。

この日の礼拝説教は「人は何によって生きるのか」(ルカによる福音書4章1~13節)・・・まさに多くの試練のなか、イエスの言葉に生かされ、人々の支援に励まされ、新しい歩みを始めるのです。


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