今年の特別伝道集会は10月27日に、特別礼拝と午後の講演会として開催します。
講師として飯 謙(いいけん)先生をお迎えいたします。飯先生は神戸女学院のチャプレン、学長などを歴任し、2018年からは学院長を務めておられます。教会の主任牧師 深見先生とは大学神学部の同窓で、旧知の友ということで連絡もスムーズにつきました。今年の伝道委員会では、講師選考のキーワードに「旧約」がありました。先生は旧約聖書学を専攻され、多数の旧約聖書に関する書物を出版しておられます。信徒にとっても旧約聖書という書物をどう捉えていけばよいのか、その視点からも旧約聖書は興味あるものです。イエス・キリスト出現以前から存在する聖書、一般的には物語として切り取られることが多く、芸術や音楽の題材としても私たちの身近なものとなっています。
しかし、旧約を聖書全体を通してどのような読み方をしていけばよいのかは難しくキリスト者としても課題です。飯先生からその方向性を示していただければ幸いです。
礼拝では詩編126について教えをくださいます。また午後の伝道集会は、「新しい聖書翻訳を読んで見る―日本聖書協会共同訳」というテーマで話してくださいます。先生は2010~2018年、翻訳委員兼編集委員として新翻訳(共同訳)に携わってこられました。未信者の方には興味深く、教会員信徒にとっても旧約聖書の新たな示唆が与えられる貴重な機会となるでしょう。
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