十字架の主を見上げて


暦の上では立春を迎えましたが、まだまだ油断のできない寒い日が続いています。

皆さん、お体に気を付けてお過ごしください。

しかし、本当にショックな出来事が起こりました。中東の遠くの紛争と思っていたことが、この日本の現実として突きつけられました。お二人の日本人がイスラム国によって拉致され、私たちの祈りもむなしく殺害されました。本当に悲しいことです。しかしながら、この事件を通して今世界はどのような状況にあるのかということを思い知らされたわけです。

キリスト者として私たちは、「なにもできない」という無力さを感じ、また主はどう感じておられるのかと思わされた次第です。

このような状況下で、主イエスならどうされたであろうと・・・・。

私の脳裏に浮かぶのは、十字架の主の言葉です。

「父よ、彼らをお赦しください。自分が何をしているのか知らないのです。」(ルカ23:34)

十字架上で、血をしたたらせ全く無力な主の姿です。

解決を求めて主に願った祈りもむなしく、祈りは聞き入れられませんでした。

その私たちにできるのは、今はただ血潮したたる十字架の主を見上げることのみかもしれません。



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